原子力安全委員会によると、2号機の燃料棒の一時
溶融
は現在止まっていると認識。2号機のたまり水に高度の放射線量が出たことにつき原子力安全委員会から「溶融した燃料と接触した水が何らかの経路で流出したと推定される」との報告を受けている。放射線量が高いのは建屋の中だけであり、屋外では極端に異常な数値は計測されていない。
仮に、格納容器内の水の漏えいが今後も継続されるとしても、水を注入し、蒸気を放出して冷却するという現在の冷却方法は継続可能と考える。
2号機の空間放射線量が高いことを踏まえると、放射線量の高いたまり水の処理を迅速にすることが重要であり、また、水の地下や海中への漏えいを防いでいく